元セリーナコーチが断言!アレックス・イーラは「サーブではグランドスラムを取れない」
元セリーナ・ウィリアムズのコーチ、レナエ・スタブスが、急成長中のアレックス・イーラについて衝撃の見解を示した。「彼女のサーブでは絶対にグランドスラムは勝てない」――。
この発言は、スタブスが自身のポッドキャスト番組で語ったもの。現在19歳のイーラは先月のウィンブルドンで、なんとディフェンディングチャンピオンのイガ・シフィオンテクを撃破し、4回戦進出を果たした注目株だ。しかし、スタブスはその華々しい活躍の裏にある「決定的な弱点」を指摘した。
「イーラのサーブは、スラムを獲るレベルには絶対に達しない」。そう断言するスタブスは、代わりに「次に初のグランドスラムを獲る選手」として、故障から復帰予定のビクトリア・ムボコを指名。「彼女は大きなサーブを持ち、内面から自分を信じている。イーラよりもゲームが一枚上だ」と語った。
実際、2026年シーズンのイーラのサーブスタッツは衝撃的だ。エースは56本(WTA58位)に対し、ダブルフォールトは99本(同45位)。ファーストサーブ成功率は63.3%で136位、ファーストサーブ獲得率も61.8%(126位)と、トップ選手たちと比べて見劣りする数字が並ぶ。ブレークポイントセーブ率に至っては54.2%(115位)。まさに「ダブルフォールトの多さが全てを物語る」スタッツと言える。
ただ、皮肉にもそのサーブを最も警戒したのがシフィオンテクだった。敗れたウィンブルドンの試合後、世界女王は「ああいうサーブをリターンするのは普通のサーブよりずっと難しい」と、イーラの独特なサーブを称賛している。
スタブスはさらに、ここ数年安定した成績を残すジェシカ・ペグラについても同様の課題を指摘した。「ペグラのセカンドサーブは、ビッグヒッターに対してあまりにも脆弱だ。彼女にもスラムを獲るチャンスがあるとは思うが、正直見えない」。ペグラは2024年全米オープンで決勝進出を果たしたが、未だグランドスラムタイトルはない。
イーラのグランドスラム成績は、最高が今大会のウィンブルドン4回戦。全仏オープンでは1回戦敗退と、クレーコートでの苦戦が目立つ。しかし、芝とハードコートでは大きな可能性を秘めているのも事実だ。
「スラムを獲る未来があるか?」――スタブスの辛口評価は、若き才能にさらなる進化を促すエールとも取れる。2026年全米オープンは8月30日開幕。イーラがサーブという課題を克服し、スタブスの予想を覆すことができるか。テニスファンの注目が集まる。

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