ジョーンズが明かしたコーミエの本音「敵役で稼ぐ」因縁のライバル関係に新展開
UFCのレジェンド、ジョーンズ・ジョーンズが、長年の宿敵ダニエル・コーミエとの関係性について赤裸々に語った。両者の因縁は、2015年の初対決前に乱闘騒ぎを起こしたことから始まる。ジョーンズはその試合で判定勝ちを収め、2017年の再戦では当初、頭部への蹴りで3ラウンドKO勝ちを収めたものの、薬物検査失格により無効試合に変更された経緯を持つ。
あれから時は流れ、両者ともプロMMAからは引退。ジョーンズは「適切な条件が揃えば」と復帰を示唆しつつも、現在は指導者として元五輪金メダリストのゲイブル・スティーブソンをコーチング。コーミエはUFCのトップ解説者として活躍している。そんな中、二人は最近、リアリティ番組『ALF Global』で敵対するコーチ役として共演した。
ジョーンズは番組収録中、コーミエと和解の機会を何度も模索したという。「握手できるチャンスがあればしたいと思っていた。何度か前向きな関係を築こうと試みたんだ」と振り返る。ある時、二人きりで座っていた際、ジョーンズが「こうして問題なく、ただその瞬間を楽しめるのは素晴らしいと思わないか?」と問いかけた。
するとコーミエはこう答えたという。「ああ、いいね。でもジョン、君の敵でいることで、ここ数年俺はたくさん金を稼いできた。だから、君に対して全く問題はないけれど、カメラが回っている前では、絶対に君の友達にはなれない。俺たちが互いを憎み合っていると思わせることが、俺にとって非常に有利なんだ。このままでいたいんだ」
この率直な言葉に、ジョーンズは逆に敬意を抱いたという。「彼が実際には俺を憎んでいないと教えてくれたことを、俺はリスペクトしている。彼にとっては、その一部がビジネスなんだ」と語った。
さらにジョーンズは、コーミエの心の奥底には、オクタゴン内で自分に勝てなかったことへの悔しさがまだ残っていると分析する。「だからこそ、彼にとって俺が『お気に入りの人間』になることは決してないだろうね」と付け加えた。
両者の因縁は、リングを離れてもなお、新たな形で続いている。コーミエが「敵役」としてのポジションを戦略的に維持する一方、ジョーンズはそのビジネスライクな姿勢を理解し、一歩引いた視点で関係を見つめている。ファンとしては、この因縁が今後どのような形で再燃するのか、あるいは本当の和解の日が来るのか、見逃せない展開が続きそうだ。
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