ライトヘビー級転向のR・デ・リッダー「185ポンドはもう戻らない」後悔と決断
UFCベテラン、ライニエ・デ・リッダー(RDR)が、自身のキャリアにおける大きな転機を迎えている。
現地時間7月26日、UFCサクラメントのコメインイベントで、デ・リッダーはロマン・ドリゼと対戦。この一戦は、彼が正式にライトヘビー級へ階級を上げて臨む初陣となる。
かつてミドル級(185ポンド)でタイトル挑戦者候補と目された時期もあったが、ブレンダン・アレン、カイオ・ボハーリョに連敗し、大きく後退。その後、デ・リッダーは階級変更を決断し、今回のドリゼ戦で「205ポンド(ライトヘビー級)こそが自分の居場所だ」と証明しようとしている。
「ミドル級は今も素晴らしい階級だし、面白い連中がたくさんいる。でも、俺はもう二度と戻らない。終わったんだ。205が俺のホームだ」
デ・リッダーはMMA Junkie Radioのインタビューでこう語り、ミドル級時代の過酷な減量について率直に振り返った。
「起こったことにはすごく満足している。でも、もし自分にもっと正直になっていたら、185ポンドに1年ちょっとで6回も落とすなんて、今までやった中で一番バカげたことだって気づいてたはずだ。現実的じゃない」
さらに彼は、総合格闘技界全体の減量文化にも疑問を投げかける。
「もうそろそろ、この減量ってやつを何とかする時だと思うんだ。これがファイターたちの活動をすごく制限している。みんな体重の10%をカットして、試合の時には体がボロボロ。なんでこんなことをまだやってるんだ?」
ライトヘビー級転向を「医者が処方した薬」と表現したデ・リッダー。その言葉には、減量に苦しんだ過去への後悔と、新たな階級で再起を期す強い決意が込められていた。
ファンからは「ようやく正しい判断をした」「205で彼のベストが見られる」と期待の声が上がる一方、ミドル級時代のベストバウトを挙げる声も多い。
デ・リッダーは、この階級変更でどれだけの飛躍を見せることができるのか。UFCサクラメントのコメインイベントは、その答えを出す最初のステージとなる。
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