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テニス

セリーナ敗戦巡り姉ビーナスが「擁護」 コーチ見解「何も間違ってない」

2026年7月28日
セリーナ敗戦巡り姉ビーナスが「擁護」 コーチ見解「何も間違ってない」

セリーナ・ウィリアムズがウィンブルドン1回戦でマヤ・ジョイントに3-6、7-6、3-6で敗れた衝撃から一夜明け、姉ビーナス・ウィリアムズの「擁護コメント」が波紋を広げている。ワシントン・オープンの記者会見でビーナスは「セリーナのプレーレベルは非常に高かった。不運だった。相手がその日は火がついていて、その後そのレベルを維持できていないことがある」と語り、一部で「ジョイントを軽視している」との声が上がった。

この発言に対し、セリーナのコーチを務めるレネ・スタッブスが自身のポッドキャストで見解を示した。「ビーナスは何も間違ったことは言っていない」。スタッブスはまずセリーナの状態について「彼女は膝が思うように動かず、特に第3セットはかなり足を引きずっていた」と説明。一方でジョイントのプレーを「おそらく彼女のキャリア最高の試合だった。今年一番のプレーをしたが、翌日の試合では敗れた。第1セットは素晴らしかったが、その後調子を落とし、第3セットは0-6で落とした」と客観的に評価した。

「技術的に失うものは何もない立場で、6か月近く勝っていない選手が、この大会を7度制した史上最高の選手と対戦する。誰もが“いいドローだ”と言っていた」。スタッブスはそう前置きし、「彼女は信じられないようなプレーをした。サーブも良く、大事なポイントも決めた。第2セット終盤に少しつまずいたが、全体的に素晴らしかった」と続けた。

実際、ジョイントは2026年シーズン、WTAツアーで5勝15敗と苦しんでいた。ウィンブルドン直前まで10大会連続で初戦敗退。しかしセリーナ戦の勝利後、メンフィス・クラシックでは初戦を突破し、直近3大会で最低1勝を挙げている。「あの勝利で自信を取り戻したのかもしれない」とスタッブスは推測する。

スタッブスはビーナスの発言を「妹を守ろうとする当然の反応」と擁護。「選手や人々が公の場で言いたいことの5分の1も口にしていない。ビーナスは何も間違ったことは言っていない」と断言した。

セリーナはワシントン・オープンには出場せず、トロントでのダブルス参戦が噂される。ビーナスはワシントンでシングルス初戦(アナスタシア・ポタポワ戦)とダブルスに臨む。一方、金星を挙げたジョイントはメンフィス・クラシック2回戦でエカテリーナ・アレクサンドロワと対戦する。姉の“擁護”と相手の“成長”——この敗戦が、それぞれのキャリアにどんな転機をもたらすか、目が離せない。

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