ジャック・ドレイパー、US Open欠場も視野に…癒えない左腕の骨挫傷
イギリステニス界の期待を背負うジャック・ドレイパーが、またもや早期敗退を喫した。シンシナティ・オープン初戦でスペインのマルティン・ランダルーセに屈し、これで直近5大会のうち4度が初戦敗退。かつて世界ランク4位まで駆け上がった男の現状とは思えない苦境が続いている。
原因は明確だ。ドレイパーは左腕(利き腕)の上腕骨に骨挫傷を抱えており、この負傷が1年以上にわたって彼を苦しめている。骨挫傷とは骨に微細な損傷が生じ、内部から出血を伴うケガ。深くズキズキと痛み、時に鋭い痛みに変わり、腫れや可動域制限も引き起こす。テニス選手にとって利き腕でこれが起きれば、キャリアを脅かしかねない深刻な症状だ。
寝苦しい夜が、これひとつで快適にAirio Pro 問題は治療法が極めて限られている点だ。手術で治せる種類のケガではなく、完全安静で6〜12カ月の回復期間が必要とされる。しかしドレイパーは「休んでも治らなかった」と語っており、実際にここ数週間はテレンス・アトマネやランダルーセといった本来なら楽に倒せる相手にも勝てていない。ランダルーセに至ってはドレイパー戦まで5連敗中だった。
そんな状況で迎える全米オープン(US Open)は、さらに厳しい現実を突きつける。ドレイパーは直近の成績不良でプロテクトランキングを取得できず、ワイルドカードも期待薄。ニューヨークでプレーするには予選を勝ち上がる必要があるが、現在のコンディションでは5セットマッチの過酷な戦いに体が耐えられるとは思えない。
ドレイパー自身は「休養は効果がなかった」と主張するが、専門家の間では「それでも完全休養以外に道はない」との声が強い。シーズン終了を早期に決断し、腰を据えて治療に専念する時期に来ているのではないか。かつて世界のトップを争った才能が、このまま埋もれてしまうのはあまりにも惜しい。ファンとしても、無理を押して負け続ける姿を見るより、完全回復したドレイパーがコートに戻る日を待ちたい。
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