「テニスを殺している」ファン激怒!カナディアン・オープン2週間開催に批判殺到
テニスファンの間で、今年のカナディアン・オープンを巡る不満が爆発している。昨年からマスターズ1000大会が2週間開催に拡大されたことに対し、選手・ファン双方から批判が相次いでいるが、今年は特に大会がモントリオールとトロントの2都市で同時開催されるという特殊性が、さらなる火種となった。
あるファンはX(旧Twitter)で「新しいマスターズ1000のフォーマットは最悪。選手も嫌がってるし、ファンは完全に置いてきぼりだ」と投稿。別のファンは「彼らはテニスを殺している」と痛烈に非難した。さらに「トーナメントが長すぎる。どうやってテニスを普及させろっていうんだ。各ラウンドで1日1試合しか見られないなんて」と続く。
デニムに合う。履くだけで「ちょいワル」Tapoon 批判の矛先は、試合日程の組み方にも向けられている。2週間・12日間のATP/WTA1000イベントでは、8日目に予定されている試合数が極端に少なく、アレクサンドラ・エアラ対ベリンダ・ベンチッチの試合と同時刻に男子・女子の多くの試合が重なる事態に。準々決勝以降はさらに試合数が減り、シングルスは男女ともナイトセッションのみの開催となる。
「2週間のマスターズは、たとえ同じ都市でやってもおかしい。ましてや離れた都市ではなおさら悪化する。これで誰か喜んでる人を見たことがない。いつになったらこの愚かさを止められるんだ」と憤る声も。別のファンは「同一会場ならまだ試合数の多さで正当化できるが、明日のスケジュールはもっとひどい。両会場ともデイマッチなしで、ファンは男子か女子のどちらかを選ばされる」と皮肉る。
さらに「延長してチケットを売りまくり、試合数は減らす。金儲け以外の何物でもない」と、商業主義を批判する声もあがる。中には「以前はカナディアン・オープンに行きたかったが、今は考え直している」と心得るファンも。
こうした状況を受け、著名テニスジャーナリストのジョン・ワートハイムはATPツアーに「危機」があると指摘。カルロス・アルカラスとヤニック・シナーがすでに次のマスターズ1000であるシンシナティ・オープンを手首と膝の負傷で棄権したことに触れ、「ウィンストン・セーラムが幸運にもドローを得るか、最良のシナリオでもシナーとアルカラスが全米オープンに向けて北米ハードコートでの調整ゼロで臨むことになる。ATPツアーには立ち向かうべき危機がある」と警鐘を鳴らした。
しかし、激しい批判にもかかわらず、2週間開催のマスターズ1000がすぐに変更される見通しは立っていない。テニス界の未来を左右するこの問題、ファンとツアー運営の溝はますます深まっている。
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