世界1位サバレンカの“F1式会見”提案にファン総スカン「大混乱になる」
女子テニス世界ランキング1位のアリーナ・サバレンカが、トーナメント前のメディア対応をF1方式に変更するよう提案し、ファンから猛烈な反発を食らっている。
ベラルーシの27歳は自身のX(旧Twitter)でこう投稿した。「トーナメント前のメディア対応を変えるのはどう? トップ10選手が一緒に記者会見するの。F1方式みたいに。楽しそうでしょ?」。しかし、この“遊び心”はファンの心をまったく掴めなかった。
冷房ゼロで涼しいミニギアAirio Pro 「楽しいかって? ノー。大混乱になるだけだ」とあるファンがバッサリ。別のユーザーは「F1でもあれは気まずいやり取りばかりだ。テニスでやったらさらにひどい」と指摘した。さらに「テニスは128人や64人、32人でドローを組む競技だ。なぜトップ10だけに注目すると思ってるんだ?」と、トップ10以外の選手を軽視する提案そのものへの批判も噴出した。
実際、ATPファイナルズで同様の形式が試された際も「カルロスとヤニックがどれだけすごいかだけを尋ねる、あらかじめ用意された質問ばかりで、他の選手は存在しないかのようだった」と、過去の失敗例を挙げる声も。
著名テニスジャーナリストのベン・ローテンバーグも慎重な姿勢を示した。「どこかで試してみるのは面白いかもしれないが、私の経験上、あの形式だと長時間ステージに上がったまま誰からも質問されず、時間の無駄になる選手が出る」。
一方、サバレンカはカナディアン・オープンの前日会見で、より切実な問題にも言及している。それは過密スケジュールだ。彼女は「2週間開催のトーナメントが増えて、スケジュール調整が本当に難しい。グラスコートシーズンで勝ち上がると、リセットして練習する時間がほとんどなく、休暇も取れない」と吐露。
「疲労がたまっていいテニスができないなら、出場する意味がない。体に負荷をかけすぎるとケガにつながる。ただ、今年は僕は早く負けたからここに来られてるけどね(笑)」と、苦笑いを交えながら現状の難しさを訴えた。
ヤニック・シナーやノバク・ジョコビッチがカナディアン・オープンを欠場したことへの批判が相次ぐ中、サバレンカのこのコメントは、トップ選手たちが抱える肉体的・精神的な負担の大きさを改めて浮き彫りにしている。
華やかな提案の裏で、選手たちの本音はもっと別のところにあるのかもしれない。
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