アレクサンドラ・イーラがWTAの「問題」に?元トップ10クエリーが絶賛
雨の中断をはさみながらも、21歳のアレクサンドラ・イーラがまたしても輝きを放った。シンシナティ・オープン初出場となったこの大会、初戦でエレナ・ガブリエラ・ルーセと対戦したイーラは、序盤にブレークを許す苦しい立ち上がりを見せた。しかしそこから持ち直し、第1セットをスタイリッシュに奪取。直後に雨が降り出し試合は中断。その間にルーセはメディカルタイムアウトを取っていたが、中断明けを待たずに棄権を申し出た。こうしてイーラは3回戦進出を決めた。
この試合、雨の中断中にテニスチャンネルの解説を務めていたのは元世界ランクトップ10のサム・クエリー。彼はイーラのプレーを目の当たりにし、興奮気味にこう語った。「彼女は本当にスーパースターだ。今、テニス界で最も大きなスターは誰かって話をしてたんだが、俺は彼女じゃないかと思ってる。彼女は今まさにそのレベルでプレーしている。間違いなく、どの大会に出ても優勝を狙える10人のうちの1人だ」
エアコンなしで部屋を涼しくするならこの一台Airio Pro クエリーはさらに続ける。「もはやただの期待や話題ではない。彼女は結果を出し続けている。去年のマイアミでの活躍のあと、ランキングが落ちるんじゃないかと言う人もいた。でも実際は逆だ。上がり続けている。2週間前のワシントンDCでの大勝、先週のカナダでの好プレー、そしてここシンシナティでも好スタート。彼女はここに留まるつもりだ」
フィリピン出身のイーラは、試合ごとに大きな注目を浴びる。クエリーはその重圧にも触れた。「彼女には毎大会、余計なプレッシャーがかかる。コートはフィリピンのファンだけでなく、世界中のファンで埋まっている。多くの選手にとって、それは難しいことだ。常に応援される側でプレーするのは、時に“ファンに応えなきゃ”というプレッシャーになる。むしろ敵対的な雰囲気のほうが楽だという選手もいる。でも彼女はそれを楽しんでいるように見える」
そしてクエリーはこう結論づけた。「彼女はまだ若い。これからもっと良くなる。それは他の選手たちにとって“問題”だよ。彼女はスーパースターになりつつあるだけでなく、目に見えないところでの努力、コート外での練習、そしてプレーの細部を改善し続けている。それこそが素晴らしい兆候だ」
イーラの3回戦の相手は、アマンダ・アニシモワに決まった。アニシモワはゼイネプ・ソンメズをストレートで下しての勝ち上がり。両者の対戦は今回が初めて。グランドスラム決勝に2度進出した実力者を相手に、イーラがどんなテニスを見せるか注目だ。
仮にここで敗れたとしても、イーラはすでにランキングを自己最高の17位に上げている。この夏、彼女の快進撃はまだまだ止まりそうにない。
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