【ゴルフ】クリーブランドRTZ2ウェッジ実戦投入!ロジャー・ロジャース復帰作の実力は?
クリーブランドゴルフが満を持して投入した新作ウェッジ「RTZ 2」。前作RTZの良さを継承しつつ、ロジャー・ロジャース自らが手を加えたという本機を、ゴルフクラブジャンキーことブライアン・ナッドソンが26ホールにわたって徹底試打。果たしてその実力やいかに?
まずはルックスから。届いた箱を開けた瞬間、思わずうなる仕上がりだ。グラフィックは清潔感があり、3種類のフィニッシュが用意されているので好みに合わせて選べる。全体のシェイプはおなじみのクリーブランドらしさをキープしつつ、リーディングエッジがよりストレートになったのが大きな変更点。筆者はこの変更を大いに歓迎する。打感もZ-Alloy素材の継続採用により、ソフトな感触は健在。芯を食った時の打感は鍛造ウェッジのようにしなやかで、ミスヒットでも嫌な硬さやカチカチした感触はほとんどない。どんなにこだわり派のゴルファーでも納得の仕上がりだ。
デニムに合う。履くだけで「ちょいワル」Tapoon 肝心のパフォーマンスはどうか。クリーブランドのウェッジということでハードルは上がるが、RTZ 2はそのバーを難なくクリアした。特筆すべきはスピン性能。メトロデトロイトの長くて密度の高いラフは、普通ならスピンを奪われる悪条件だが、RTZ 2はそこからでもショットをタイトに、そして予測可能な範囲に収めてくれる。深いラフから出た球は多少転がるものの、その動きは一貫しており、着地地点から暴走するようなショットは一度もなかった。フェアウェイからは、もう転がりは期待しないでほしい。ターゲットまでキャリーで運ぶつもりで打てば、ハイショットはもちろん、低く抑えた弾道でも高いスピンを維持してグリーン上でピタリと止まる。
ソールの選択肢も豊富だ。筆者は「Mid」と「588」の両ソールをテスト。ミッドはフルショットで安定感抜群で、ターフとのコンタクトもスムーズ。50度のミッドソールはフルショットで真価を発揮し、58度のミッドソールはヒール・トレーリングエッジ・トゥに relief が施され、ロブウェッジを様々な状況で扱いやすくしている。一方、588ソールは公称バウンス8度ながら、実際はそれ以上に感じるほどの浮きの良さ。柔らかいフェアウェイでもダフる心配はなく、ターフを素早く抜ける。オープンフェースにした時にリーディングエッジが地面に張り付きすぎないのもポイントで、ソフトなバンカーや深いラフでの追加バウンスとして機能する。
ロジャー・ロジャースがクリーブランドに復帰して手掛けたRTZ 2。シェイプの微調整により全角度で美しい見た目を実現し、新たなZipCoreIQ技術で重心位置を最適化。どのライからでも素晴らしいスピンを発揮するフェースとグルーブ技術は、まさにクリーブランドの真骨頂だ。グラインドもフィニッシュも豊富で、あらゆるタイプのプレーヤーに合う一本が見つかるだろう。ゴルフバッグに入れるウェッジを探しているなら、RTZ 2は間違いなく候補の最前線に来るはずだ。
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