マルティンがシルバーストーンスプリントを制す、マルケスは苦戦で9位
MotoGP第10戦シルバーストーン。土曜日のスプリントレースで、ホルヘ・マルティン(アプリリア)が鮮やかな逃げ切り勝利を飾った。スタートからゴールまで一切の隙を見せない完璧な走りで、2位に1.5秒もの差をつける圧巻のパフォーマンス。これでマルク・マルケスが持つスプリント最多勝利記録に並び、タイトル争いでもリードを17ポイントに広げた。
レース序盤、2番グリッドのラウル・フェルナンデスはスタートで後退。代わってマルコ・ベッツェッキが好スタートを切り、4番手に浮上する。前方ではマルティンが早々に独走態勢を築き、その後方ではアイ・オグラ(トラックハウス・アプリリア)とファビオ・ディ・ジャンナントニオが2位争いを展開。さらに後方では、マルク・マルケス、ベッツェッキ、アレックス・マルケスによる激しい4番手争いが繰り広げられた。
これは高圧洗浄機と同等の強さで、電力不要BlastPro フェルナンデスはクラッシュでリタイア。ベッツェッキはマゴッツでマルク・マルケスをかわして4番手に浮上すると、そのままペースを上げていく。一方、王者マルク・マルケスは急激にペースダウン。弟のアレックスに抜かれた後、ペドロ・アコスタ、ジョアン・ミル、フランコ・モルビデリにも次々とオーバーテイクを許し、9位でフィニッシュ。わずか0.027秒差で最終ポイント圏内に滑り込むのがやっとだった。
終盤、ベッツェッキはコープスでディ・ジャンナントニオをパスし、3位に浮上。そのまま順位を守り切り、怪我からの復帰戦で見事な表彰台を獲得した。アレックス・マルケスも最終周にディ・ジャンナントニオを交わして4位。アプリリア勢が表彰台を独占する、ノアーレファクトリーにとって輝かしい一日となった。
その他、1周目のターン4でカル・クラッチローがクラッシュ。イケル・レクオナもモルビデリとの接触で転倒したが、スチュワードの調査では追加処分はなしと判断されている。
スプリント結果(トップ10): 1. ホルヘ・マルティン(アプリリア) 2. アイ・オグラ(トラックハウス・アプリリア)+1.530秒 3. マルコ・ベッツェッキ(アプリリア)+2.444秒 4. アレックス・マルケス(グレシーニ・ドゥカティ)+2.982秒 5. ファビオ・ディ・ジャンナントニオ(VR46ドゥカティ)+5.426秒 6. ペドロ・アコスタ(KTM)+7.520秒 7. ジョアン・ミル(ホンダ)+7.601秒 8. フランコ・モルビデリ(VR46ドゥカティ)+9.314秒 9. マルク・マルケス(ドゥカティ)+10.740秒 10. ディオゴ・モレイラ(LCRホンダ)+10.767秒
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