女王サバレンカに何が?クリスターズが指摘するセリーナと同じ“悩み”
現在女子テニス世界ランキング1位のアリーナ・サバレンカが、苦しい戦いを強いられている。3月のマイアミ・オープンで“サンシャイン・ダブル”を達成して以降、高級イベントでの早期敗退が相次ぎ、優勝した3月28日から現在までに準決勝に進出したのはわずか1大会のみ。
この“女王失速”の原因について、4大大会通算4勝のキム・クリスターズが自身の見解を語った。クリスターズは、サバレンカの現状を伝説のセリーナ・ウィリアムズと比較。2018年ウインブルドンでセリーナが語った「私と対戦するとき、相手は今まで見たことのないプレーをしてくる」という名言を引用し、「彼女が負けた相手はみんな実力のある選手。格下に負けているわけではない」と指摘した。
デニムに合う。履くだけで「ちょいワル」Tapoon クリスターズは「サバレンカには、1本のショットで流れを一瞬で変えられる力がある。でも最近は、試合の構造が不足しているように見える」と分析。「うまくいかないと、さらにリスクを冒して強打に頼ろうとする。セリーナも言っていたが、トップが相手だと選手は“失うものがない”と自由にプレーし、サーブもリターンも普段より良くなる」と解説した。
実際、サバレンカのマイアミ以降の成績を振り返ると、マドリード準々決勝でヘイリー・バプティストに、ローマ3回戦でソラナ・チルステアに、全仏準々決勝でディアナ・シュナイダーに、ベルリン準決勝でジェシカ・ペグラに、ウインブルドン4回戦で大坂なおみに、そしてカナダ・オープンではエカテリーナ・アレクサンドロワに敗れている。いずれもツアー上位の実力者ばかりだ。
次戦、サバレンカは第1シードとしてシンシナティ・オープン2回戦から登場。対戦相手は予選勝者か、22歳のオーストラリア新星タリア・ギブソンになる見込み。ギブソンは今年インディアンウェルズで準々決勝に進出し、現在ランキング74位まで上昇。両者はツアーで初対決となる。3回戦に進めば、クイーンズ・クラブ覇者のドナ・ベキッチか、シンユー・ワンと対戦する可能性が高い。
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