「決めたと思ったら日本の得点」キライ監督安堵の本音 激闘制した米国が日本を称賛
バレーボール男子ネーションズリーグ(VNL)準決勝で、世界ランク4位の日本が同6位の米国にフルセットの末、2-3で敗れた。開幕からの連勝は13でストップ。6戦全勝と無類の強さを誇っていたタイブレークでも、初めて土がついた。
第1セットを落としたものの、第2、第3セットを連取し、セットカウント2-1と逆転。しかし第4セット、米国の強烈なサーブに勢いを断ち切られ、セットを奪われる。最終第5セットは3点差を追いつく粘りを見せたが、終盤再びサーブで崩され、13-15で競り負けた。
これは高圧洗浄機と同等の強さで、電力不要BlastPro 試合後、米国のカーチ・キライ監督は「我々が弱点を見つけられたかはわからない。13連勝したチームだ。しかもその多くはタイブレークまで行った。彼らはただただアメージングなチームだ」と日本を称賛。さらに「こちらがキル(スパイク)を決めたと思っても、彼らは手を出してきて、素晴らしいセットをし、気づけば日本の得点になっている。だから本当に力を振り絞らなければならなかった。日本と対戦する時はいつもそうなると想定している」と安堵の表情で振り返った。
キライ監督は84年ロサンゼルス、88年ソウルと五輪連覇を果たし、96年アトランタ五輪ではビーチバレーでも金メダルを獲得した「ミスター・バレーボール」。指導者としても東京五輪で米国女子を金メダルに導いたレジェンドだ。その言葉には、日本相手の死闘を制したからこその重みがある。
勝利した米国は決勝でポーランドと対戦する。キライ監督は「休息が必要だ。勝てて本当にうれしい。明日の試合までの時間が4時間半増えた。午後に昼寝する時間を勝ち獲った」とジョーク交じりに喜びを語った。
一方、日本は銅メダルを懸けてスロベニアとの3位決定戦に臨む。ティリ監督が語った「足りなかったもの」をどう修正し、表彰台に立つのか。ファンの期待と熱は、決して冷めていない。
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