佐野航大、PSV移籍は「完璧な判断」 元日本代表DF太田宏介が太鼓判
日本代表MF佐野航大が、オランダ1部の強豪PSVアイントホーフェンへの完全移籍を決めた。NECナイメヘンでの活躍を経て、リーグ3連覇中でUEFAチャンピオンズリーグ出場権を持つメガクラブへのステップアップ。この決断に、元日本代表DFの太田宏介氏が「完璧な判断」と太鼓判を押した。
太田氏は、佐野のキャリア戦略を「理想的」と絶賛する。「NECでオランダのサッカーと生活にしっかり順応し、リーグ内で無双状態のPSVへ行く。他の国のクラブに移るより、階段の登り方として理想的です」。確かに、PSVは近年主力を次々とビッグクラブへ送り出す移籍市場のトップレベルのクラブ。冬の移籍市場で一度破談になりながらも、クラブが熱望し続けて獲得に動いた事実が、佐野への期待値を雄弁に物語る。
デニムに合う。履くだけで「ちょいワル」Tapoon 移籍を後押しする最大の要素は、指揮官の存在だ。PSVを率いるピーター・ボス監督と、右腕のロブ・マースコーチ。実は両者とも、太田氏がフィテッセでプレーした際の指揮官とコーチでもある。「ボス監督は元Jリーガーで、日本人選手への評価とリスペクトが非常に高い。マースコーチも日本人を本当に大切に扱ってくれる。選手の能力だけでなく人間性まで理解してくれるので、佐野選手はリラックスして自分の良さを出せるはずです」。この指導者陣との信頼関係は、新天地でのパフォーマンスに大きく寄与するだろう。
さらに太田氏は、佐野のプレースタイルがPSVに新たなアクセントをもたらすと分析する。これまでのPSVは体格を生かしたスローテンポな攻撃が中心だったが、佐野は自らボールを持って仕掛け、相手の隙間にぐんぐん潜り込む推進力が武器。「周囲と連動して攻撃を活性化できるため、前線のFW陣もより生きるはず。チームの戦術に完璧にハマる姿が想像できます」。
オランダの強豪クラブは、若手を育成し、高い移籍金でさらに上のビッグクラブへ売却するビジネスモデルが確立されている。22歳でPSVの主力になれば、その先には世界のトップ・オブ・トップへの扉が開ける。「本人もここがゴールだとは思っていないはず。PSVで1〜2年しっかり実績とCL経験を積めば、23〜24歳でさらに上のビッグクラブへ飛躍する未来が見えてくる」。
明るい性格もクラブスタッフとの相性は抜群。太田氏は「本当に素晴らしいクラブ選びをした」と感銘を受ける。飛躍の舞台を整えた22歳のオールラウンダー、佐野航大の新たな挑戦が幕を開けた。
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