安田祐香が大会レコード「61」! 11バーディーボギーなしの衝撃
「すごい」――同組で回った青木瀬令奈、小祝さくらも思わず声を漏らした。国内女子ゴルフツアー・NEC軽井沢72ゴルフトーナメント初日(14日・長野・軽井沢72G北C)、大会ホステスプロの安田祐香(NEC)がとんでもないスコアを叩き出した。
11バーディー、ボギーなしの61。11アンダーは2023年に神谷そらがマークした大会レコードに並ぶ衝撃的な数字だ。プロ転向後のレギュラーツアー自己ベストを4打も更新する大爆発。最終18番パー4では4メートルのパットを柔らかいタッチで沈め、11個目のバーディーで締めくくった。
デニムに合う。履くだけで「ちょいワル」Tapoon 「いつも以上に少しプレッシャーはあったんですけど、2番でバーディーを獲ってから連続バーディーがあったりで、すごく集中してできたのは良かったです」と安田。2連続、3連続、5連続とバーディーラッシュが止まらず、まさにショットとパットが完全にかみ合った一日だった。
しかし、この超ビッグスコアの裏には、前日からの緻密な調整があった。前日のプロアマ大会後、安田は「ショットが右に出る」「ちょっと気持ち悪い感じもある」とスイングの違和感を大西翔太コーチに相談。するとコーチから提案されたのが「距離合わせ」の練習だ。
大西コーチは安田を「距離合わせの天才」と評する。実際、弾道計測器「トラックマン」でキャリー120ヤードを指定すると、打球は121ヤードに落ち、誤差はわずか1ヤード。パットでも、トップ回転が出るようボールの手前にティーを埋めて、それに触れないようにヘッドを出す練習を積んだ。
「結局、狙ったところに打てればいいわけで『そこにフォーカスしよう』という狙いがありました」と大西コーチ。その言葉通り、この日は縦距離がピタリと合い、バーディー量産につながった。
安田自身のメンタル面も大きかった。年に1度のホステス大会という重圧を「仕方ないので、うまく利用しようと思いました」と前向きに捉え、「思い切ってスイングしたいな」という気持ちでプレー。17番パー3では1.5メートルのバーディーパットを外したが、「悔しくなかった」と振り返り、自己採点は99点。
2位の横峯さくらとはわずか2打差。スコアが出やすいコースだけに、安田も「切り替えて、また明日も1日に集中したい」と気を引き締める。前日は「耐えるゴルフの方が好き」と話していたが、この勢いなら伸ばし合いも制してしまうかもしれない。
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