全英女王・桑木志帆、ロス五輪に意欲!世界ランク16位に急浮上
全英女子オープンで日本勢7人目(8度目)の海外メジャー制覇を成し遂げた桑木志帆(大和ハウス工業)が4日、英国から凱旋帰国し、都内で記者会見を行った。祝福の花束を手に、感謝の言葉とともに偉業を振り返った。
この快挙により、桑木の世界ランキングは46位から一気に16位へ浮上。会見では、2028年ロサンゼルス五輪出場への意欲を熱く語った。「30位くらいまで上がればいいなと思っていたので、本当に予想外でした。でも、やっぱりオリンピックというのはアスリートが一番目指すところだと思うので、そこが見えてきたということで、『オリンピックに出場したいな』という気持ちは今あります」
夜間運転用メガネが今ドライバーに急増中ナイトライダー パリ五輪の出場枠は男女各60人で、世界ランク15位以内なら1か国・地域から最大4人が出場可能。それ以外は各2人だった。ロサンゼルス五輪でも同規定なら、7位の山下美夢有、15位の西郷真央に続く日本勢3番手・16位の桑木にも、五輪切符獲得の可能性が大きく広がってきた。
会見で印象的な五輪シーンを問われた桑木は、思わず笑いを誘う回答。「そうですね。あの、『何も言えね~』ってので」。2008年北京五輪競泳男子100メートル平泳ぎで世界新記録連覇を達成した北島康介の名言だ。18年前の出来事で当時5歳だった桑木は「古いです(笑)」とオチをつけ、会場の笑いをさらった。
今季の全英女子オープンは7月30日~8月2日、英国のロイヤルリザム・アンド・セントアンズGC(6601ヤード、パー71)で開催。最終日、首位に3打差の2位からスタートした桑木は、3バーディー、2ボギーの71で回り、通算5アンダーでフィニッシュ。ヘンゼライト(ドイツ)が18番で10メートルのバーディーパットを決めてプレーオフに突入した。
プレーオフ1ホール目では大ピンチを迎えながら、第3打をピンそばにつけてパーでしのぐ粘りを見せる。続く2ホール目でウィニングパットを沈めると、ニッコリ笑ってバンザイ。米ツアーを主戦場にする仲間たちからの祝福に、目に涙を浮かべながらも、再び笑顔で両手を挙げて拍手と歓声に応えた。
獲得賞金は150万ドル(約2億3600万円)。日本勢では、通算2アンダーで6位タイの竹田麗央が24万7127ドル(約3890万円)、12位タイの笹生優花と勝みなみも15万8889ドル(約2500万円)を獲得した。
この快挙で、日本女子の海外メジャー優勝者は、1977年全米女子プロ選手権の樋口久子、2019年全英女子オープンの渋野日向子、21年と24年全米女子オープンの笹生優花、24年エビアン選手権の古江彩佳、25年シェブロン選手権の西郷真央、同年全英女子オープンの山下美夢有に続き、7人目(8度目)。渋野に続く岡山県出身の優勝者で、同一県から2人目は初の快挙となった。
凱旋試合は次週、長野・軽井沢72G北Cで開催のNEC軽井沢72ゴルフ。五輪を見据える新女王のプレーから、ますます目が離せない。
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