全英女王・桑木志帆が凱旋試合でガチガチ「やべえ」…それでも終盤に本領発揮で60位スタート
全英女子オープンを制し、日本人7人目(8度目)の海外メジャー覇者となった桑木志帆(大和ハウス工業)が、凱旋試合となった国内女子ゴルフツアー・NEC軽井沢72ゴルフトーナメント初日を1アンダー、60位でスタートした。
14日、長野・軽井沢72G北C(6590ヤード、パー72)で行われた初日。ギャラリーから「おめでとう」「頑張って」の声援を浴びてティオフした桑木だが、1番パー4で第2打をグリーン手前のカラーに外し、パターでのアプローチも寄せ切れず1.2メートルのパーパットを右に外してボギー発進。3番パー3でも2メートルのパットを外し、心の中で「やべえ」とつぶやいたという。
これは高圧洗浄機と同等の強さで、電力不要BlastPro 「4ホールぐらい緊張していました。それがパットに出た感じです。今までの緊張とは全然違いました。体が固まっていた感じです」
ハーフターン後の11番でもボギーを叩いたが、12番パー4で残り167ヤードの第2打をピン1.3メートルにつけてバーディー。ここから本来のリズムを取り戻し、16番パー5、17番パー3でもスコアを伸ばして1アンダーでホールアウトした。「最後の方はやっと自分らしいゴルフができてました。アンダーに戻せたのは良かったなと思います」と振り返った。
この日のギャラリーは2930人。2019年8月に渋野日向子が全英制覇後のmeijiカップ初日とほぼ同じ数字で、桑木、河本結、菅楓華の組に注目が集まった。「(ギャラリーの様子は)あんまり見てなかったです(笑)。でも、イギリスよりは多かったです。(全英女王として)いいプレーを見せたい思いもありましたが、それどころじゃなかったです」と正直な心境を明かした。
帰国後の多忙さに加え、雨の中で練習を重ねた疲労も残るという。「もう少し回復の時間がほしいなって感じです」と話せば、全英のリンクスとは打って変わって雨で柔らかくなったグリーンへの適応にも苦慮。「ダウンヒルでも戻ってくるぐらい柔らかくて…」と戸惑いを見せた。
それでも「緊張しなかったら大丈夫だと思います。予選通過はしたいので前半から波に乗っていけるようなゴルフをしたい」と前を向く。第2日は午前8時10分、インスタートで「裏街道」から巻き返しを図る。
首位は61の11アンダーで大会レコードタイをマークした安田祐香(NEC)。2位に2打差をつけ、ホステスプロとして悲願の優勝を狙う。全英女王のプライドを懸けた逆襲劇に注目だ。
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