ペグラ、ワシントンOP決勝進出!イーラ戦へ「彼女は本当に素晴らしい」
ジェシカ・ペグラがまたやった。ワシントン・オープン準決勝でディアナ・シュナイダーをストレートで下し、大会連覇に王手をかけた。第1セットはまさかの2-5とリードを許す苦しい展開。それでもペグラは持ち前の粘りと圧巻の技術で巻き返し、サービスゲームでブレークを許しながらも第1セットを奪取。続く第2セットもものにして、記録上はストレート勝ちだが、内容はまさに“ guts ”(根性)の一語に尽きる勝利だった。
試合後、オンコートインタビューでレナ・スタブスと対話した32歳のアメリカ人は、まず第1セットの逆転劇をこう振り返った。「2-5って聞くと大逆転に聞こえるけど、実際は1ブレーク差なんだよね。最後の締めくくりが本当に難しかった。相手のミスをうまく突けたのが大きいよ」。さらに「左利きの選手と風の入るスタジアムでリターンのリズムを見つけるのがすごく大変で、でも自分はそんなに悪くないと思ってた。あとはポイントごとの集中力と、もっとアグレッシブにいくことだけを意識した」と冷静に分析した。
これは高圧洗浄機と同等の強さで、電力不要BlastPro シュナイダーとはこれで通算4戦全勝。記録を伸ばしたペグラは「メンタル面でのチャレンジが大きい」と語り、過去の対戦成績が重圧になることを認めた。それでも彼女はファンの前で笑顔を見せ、「本当に素晴らしいわ。ここで何年も応援してくれている皆さん、ありがとう。この大会は大好きなトーナメントの一つで、また決勝に戻れて光栄。ファンのエネルギーがいつも力になる」と感謝の言葉を口にした。
決勝の相手は、この日行われたもう一つの準決勝で大坂なおみと対戦中のアレクサンドラ・イーラ。ペグラは試合途中でイーラについて聞かれ、「大坂とはしばらく対戦してないけど、イーラとは去年か一昨年のマイアミでプレーしたんだ。彼女が大ブレークする直前でね。すごいファンがいるし、本当にいい子だよ」とコメント。すると会場から拍手が起こり、ペグラは笑いながら「ほらね? 彼女は素晴らしい。常に手強い相手で、何も失うものがない。大坂もハードコートでは世界最高クラスの一人。どちらが来ても本当に厳しい決勝になるけど、明日はタイトルを懸けて戦うのが楽しみだ」と闘志を燃やした。
2026年のペグラは既にドバイ、チャールストン、ベルリンで3つのタイトルを獲得。いずれも決勝で敗れたことがなく、今季決勝戦は無敗のままワシントンの頂点を狙う。経験豊富なベテランが、若き才能イーラか、復活を期す大坂か——どんな相手にも対応できる準備は整っている。ワシントンのファンは明日、また一つ歴史的な瞬間を目撃するかもしれない。
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