マーベリック・ビニャーレス、KTM離脱秒読み? 決裂目前の舞台裏
MotoGP界に激震が走る可能性が出てきた。テック3 KTMのマーベリック・ビニャーレスが、早ければ今週末のイギリスGPを最後にチームを離れるという情報が浮上。すでにチームとの関係は修復不可能な段階に達しているのかもしれない。
ビニャーレスはサマーブレーク前から、契約状況について異例の率直さで不満を爆発させていた。肩の負傷に悩まされ、競技力もかつての輝きを失っている。そんな中、KTMはテストライダーのポル・エスパルガロを代役に据え、即座にビニャーレスを戦線から外す方向で動いているという。
寝苦しい夜が、これひとつで快適にAirio Pro しかし本人はこれに反論。自身のインスタグラムで「意味のない記事だ」と一蹴し、新たな医療的進展があったことを明かした。「先週、レッドブル・アスリート・パフォーマンスセンターで検査を受けた。なぜ回復できないのか、ようやく原因がわかり始めた。医師と相談して、問題が何か、改善方法を探っている最中だ。バカげた記事を書くのはやめてくれ。スーパーバイクに転向するつもりはないし、契約通り今年いっぱいは走る」
KTMといえば、かつてヨハン・ザルコをシーズン途中で放出した前例がある。あの時はザルコ自身が契約解除を希望し、結果的にそれが双方にとって良い決断となった。今回のビニャーレスも、同じ道を辿るべきだという声が強まっている。
10度のMotoGPウィナーであるビニャーレスは、夏前の時点でKTMに歩み寄る姿勢を全く見せず、契約違反を主張。MotoGPキャリアの終わりを受け入れているとも語っており、もはやチームと友好的に関わる理由はない。さらに身体的な問題を抱え、トラック上で価値を提供できない現状が続く。
このまま残り11戦を、互いに不満を抱えたまま過ごすのは生産的ではない。KTMはヘッドラインに悩まされ続けるだろうし、ビニャーレス自身も評価を下げるリスクを負う。早期に決断すれば、両者とも次のステップに進める。
エスパルガロはテストライダーながら、実戦でも即戦力となる数少ない存在だ。明るい性格でチームの雰囲気も改善するだろう。一方のビニャーレスは、ザクセンリンクでのインタビューで「心身ともに休息が必要だ」と訴えていた。自分の体と向き合い、将来を考える時間が必要なのだ。
2019年のザルコは、シーズン途中の解雇を経てドゥカティで見事に復活し、ホンダへの移籍も果たした。ビニャーレスにも同様のチャンスがあるかもしれない。MotoGPに残るか、別のカテゴリーに進むかは分からないが、今この瞬間に決断することが、長い目で見れば最善の選択になるだろう。
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