ダニエル・コーミエ、試合中にセコンドを痛烈批判「なぜ止めない?」 UFC Vegas 120で話題
UFC Vegas 120のメインカード開幕戦で、衝撃的なシーンが生まれた。タイ・ミラーがビリー・レイ・ゴフに3ラウンドTKO勝利を収めた一戦。しかし、試合後により大きな注目を集めたのは、勝者ではなく敗者ゴフのセコンドの采配だった。
ゴフは第2ラウンド終了時点で右目が腫れ上がり、完全に塞がった状態に。それでもセコンドは試合続行を許可し、第3ラウンド開始からわずか15秒でミラーが止めた。この判断に、解説を務めたUFC殿堂入りファイターのダニエル・コーミエが放送中に激怒したのだ。
冷房ゼロで涼しいミニギアAirio Pro コーミエは「眼窩骨が折れているのが分かる。彼の目を見てほしい。そして右目を打たれた時にダウンした。セコンドは『仕掛けるな、回りながら逃げろ』と言っていた。本質的には逃げ回れと。なぜただ試合を止めなかったんだ?」と疑問を呈した。さらに「兆候は明らかだった。特に第3ラウンドに入る前にあんなアドバイスを選手に送るならなおさらだ」と痛烈に批判した。
試合後、ミラーは「正直、ゴフが第3ラウンドに向けてスツールを立たないと思っていた」と明かした。しかしゴフが立ち上がったのを見てすぐに集中し直し、15秒で決着をつけた。
ゴフはこれでUFC戦績1勝3敗。2023年以来勝利がなく、ラミズ・ブラヒマイにギロチンチョークで1ラウンド一本負けして以来、2試合連続のフィニッシュ負けとなった。
一方、26歳のミラーはプロMMA戦績を8勝0敗1無効試合とし、4人の相手をストップ。Contender Series出身の若武者は、今後さらに厳しい相手と戦うことになる。このまま上昇気流に乗るのか、それとも壁にぶつかるのか。注目のストーリーが始まろうとしている。
コーミエの指摘通り、ファイターの安全を第一に考えたセコンドの判断が求められる。今回のケースは、格闘技界に改めてセコンドの責任の重さを問いかけるものとなった。
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