アルカラス、全米OP前にシンシナティ棄権…ランク2位陥落も「予防措置」と安堵の声
全米オープン目前の緊急ニュースだ。カルロス・アルカラス(スペイン)が、シンシナティ・オープンへの出場を断念した。大会公式が現地時間22日夜にX(旧Twitter)で発表し、「2025年チャンピオンの回復を心から祈る。来年また会えるのを楽しみにしている」とコメント。アルカラスは昨年、この大会で優勝している。
この棄権により、アルカラスはATPランキングポイントを1000ポイント失い、世界2位の座をアレクサンダー・ズベレフ(ドイツ)に明け渡すことになった。しかし、心配は無用かもしれない。地元スペインの信頼できるテニスジャーナリスト、ヘルマン・アブリル氏がXで「回復は順調に進んでいるが、シンシナティに間に合わせるには時間が厳しかった。全米オープンが目前に迫る中、あらゆる段階でリスクを冒さないという判断だ」と詳細を明かした。
冷房ゼロで涼しいミニギアAirio Pro アブリル氏はさらに、「1カ月前にも話したが、シンシナティに間に合わせるというアイデアはあった。しかし、最終的な期限はアルカラス自身とチームの感触で決まる。今回の棄権は回復の後退を意味するものではなく、単に調整にさらに時間が必要なだけだ」と説明。アルカラスが新たなケガの悪化ではなく、あくまで予防的な措置として欠場を決めたことが伝えられ、ファンはひとまず胸をなで下ろしている。
アルカラスは今年4月以来実戦から遠ざかっているが、昨年のシンシナティでは劇的な優勝を遂げている。初戦でボスニアのダミル・ジュムールに6-1、2-6、6-3のフルセットで競り勝つと、そこから調子を上げ、ハマド・メジェドビッチ、ルカ・ナルディをストレートで撃破。準々決勝ではアンドレイ・ルブレフに6-3、4-6、7-5で競り勝ち、準決勝ではズベレフを6-4、6-3で退けた。
決勝ではヤニック・シナー(イタリア)と対戦するも、シナーが体調不良で第1セット0-5の途中で棄権。アルカラスは「ヤニック、ごめん」とカメラにメッセージを書き、「あれは試合に勝つ方法じゃない、トロフィーを獲る方法じゃない。君は真のチャンピオンだ。この状況から必ずもっと強くなって戻ってくる」と話した。シナーも「昨日から調子が悪かった。夜には良くなると思ったけど悪化した。少しでもプレーしようとしたが、これ以上は無理だった」と肩を落とした。
全米オープンまで残り約2週間。アルカラスが最適な状態で戻ってくるかどうか、注目が集まる。
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