ベン・シェルトン、143mphの衝撃!第2サーブで歴代記録に迫るも謝罪
ワシントン・オープンで第2シードのベン・シェルトンが、同郷のマーティン・ダムを6-4、4-6、6-4のフルセットで下し、2回戦進出を決めた。スタジアムコートで熱戦を繰り広げたシェルトンは、次戦でフランスのユーゴ・アンベールと対戦する。
この試合で最も観客の度肝を抜いたのは、シェルトンが放った“歴史的な一打”だ。第2サーブで計測されたスピードは時速143マイル(約230km/h)。この衝撃的なサーブに、コート内からは思わず息を呑むような空気が広がった。シェルトンはエースを決めた後、やや照れくさそうに笑みを浮かべ、ラケットを掲げてダムに謝罪のジェスチャー。さらに親指を立てて相手に敬意を表した。
エアコンなしで部屋を涼しくするならこの一台Airio Pro テニス史上最速の第2サーブ記録は、2025年ウィンブルドン選手権でフランスのジョバンニ・ムペッチ・ペリカールが記録した時速147.3マイル。シェルトンはその記録にわずかに迫る驚異的なショットを披露したことになる。ちなみに、ペリカールのサーブはテイラー・フリッツが返球し、フリッツがそのポイントを制したという逸話も残っている。
シェルトンはこの試合全体で7本のエースを記録し、ファーストサーブのポイント獲得率は76%に達した。一方、ダムは6本のエースでファーストサーブ獲得率71%。トータルのサービス獲得ポイントではシェルトンが57、ダムが59と、シェルトンはわずかに下回ったが、勝負どころでの強さを見せた。
なお、ATPツアー史上最速のサーブ記録は、同じくアメリカ人のジョン・イズナーが2016年デビスカップ1回戦で叩き出した時速157マイル。また、チャレンジャー大会を含めると、オーストラリアのサム・グロスが2012年に韓国・釜山で記録した時速163.4マイルがギネス世界記録として認定されている。
シェルトンは現在、ワシントン・オープンに残るわずか4人のアメリカ人選手の一人。月曜日の1回戦で7人の同胞が敗退する中、シェルトンはアメリカ勢の希望の灯を守り続けている。
この日、シェルトンが見せたサーブは、まさに“次代のアメリカン・エース”の片鱗。次戦のアンベール戦でも、その剛腕が炸裂するか、注目が集まる。
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