アーサー・フェリー、ウィンブルドン躍進から復帰へ!シンシナティで新たな挑戦
24歳の英国新星、アーサー・フェリーがシンシナティ・オープンでの復帰戦を前に、自身の“おとぎ話”を振り返った。ウィンブルドンで準決勝まで勝ち上がった衝撃のランから約1カ月。今やATPランキングは37位まで急上昇し、本大会ではシード選手としてマスターズ1000の舞台に立つ。
「本当に信じられない2週間だった。人生を変えたと言っていい。予想もしていなかった結果に、自分でも驚いているよ」とフェリーはテニス専門メディアのインタビューで語った。「パズルのピースが全部、同時にハマったんだ」。
エアコンなしで部屋を涼しくするならこの一台Airio Pro その“ピース”とは何だったのか。フェリーはこう説明する。「まずケガからの回復だ。長い間、腕の怪我と戦ってきて、グラスシーズン直前にようやくクリアになった。おかげで連続して試合を戦い抜くことができた」。また、何試合かは土壇場で流れが向いたことも認め、「歯を食いしばって勝った試合もいくつかあった。ああいう試合はどちらに転んでもおかしくない。あの週はすべてが自分の方に転んでくれた」と振り返った。
注目の的となった初めての経験について、フェリーは「故郷の英国ファンの前でプレーできて誇りに思う。少しずつ慣れていくしかないね」と語り、落ち着いた口調で新たな立場を受け入れている。
シンシナティでは2回戦からの登場となるが、決して楽なドローではない。それでも、今季終盤にかけて守るべきポイントが極めて少ないことが、フェリーにとって大きな追い風となっている。昨年はウィンブルドン2回戦敗退後、ATPツアーの本戦に出場したのはわずか1大会のみ。シンシナティでも予選を突破できなかった。
つまり、シンシナティ、全米オープン、そしてアジアシリーズは、事実上「フリーヒット」。ランキングをさらに押し上げる絶好のチャンスなのだ。10月のストックホルム・オープンでの32強ポイントを除けば、防衛のプレッシャーはほとんどない。
「ツアーに戻るのが待ちきれないよ」とフェリー。かつて114位だった男が、今やトップ40の仲間入りを果たそうとしている。シンシナティのコートで、新たな章が始まる。
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