元王者ロディックが本音!シェルトンはUSオープンを獲れるか
全米オープン開幕まであとわずか。現地ニューヨークの地で、22歳のアメリカン・パワーハウス、ベン・シェルトンが頂点を狙う。その可能性について、かつてフラッシング・メドウズを制したアンディ・ロディックが熱く語った。
ロディックは自身のポッドキャスト『Served with Andy Roddick』で、シェルトンの今シーズンを総括。「ベンとブライアン・シェルトン親子には大きな敬意を抱いている。彼らはテニスとトレーニングについて、本当に考え抜いた会話をしてきた」。そう前置きしつつ、ウィンブルドンでのまさかの初戦敗退には厳しい言葉を並べた。「あれは戦略的にも精神的にも、そして肉体的にもひどい敗戦だった。相手は世界ランク140位の予選通過者(オットー・ヴィルタネン)だ」。
これは高圧洗浄機と同等の強さで、電力不要BlastPro しかし、その後のシェルトンは見事な復活を遂げた。カナダ・オープンで連覇を達成。決勝ではブランドン・ナカシマを下し、ビッグタイトルを手にした。直後のシンシナティでは初戦敗退を喫したものの、ロディックは「カナダでの優勝の直後だ。あの敗戦を悲観する必要はない。むしろポジティブに捉えている」と語る。
シェルトンのグランドスラム成績を見てみよう。全豪オープンでは2025年にベスト4、ウィンブルドンでは2025年にベスト8進出。しかし、2026年は全仏2回戦、ウィンブルドン1回戦と、ビッグタイトルへの道のりは決して平坦ではない。ロディックは「初週をどう乗り切るかが鍵だ。今年のメジャーでは、それが彼にとって難しい課題になっている」と指摘する。
それでも、ロディックはシェルトンのUSオープン制覇を本気で信じている。その理由は、昨年の決勝を戦ったカルロス・アルカラスとヤニック・シナーの状況にある。アルカラスは右手首の負傷で126日間試合から遠ざかり、シナーも右膝の負傷で38日間試合に出ていない。「もしシナーが十分な試合数をこなしてきていたら、話は全く違う。しかし、あの2人に疑問符がついている今、ベンは間違いなく優勝候補の一人だ」とロディックは断言する。
シェルトンの最大の武器は、4つの異なるサーフェスでタイトルを獲得した適応力だ。しかし、彼の前に立ちはだかるのは、アレクサンダー・ズベレフ、ノバク・ジョコビッチ、そしてダニール・メドベージェフといった強豪たち。ズベレフは今年の全仏オープンで初のグランドスラムを手にしており、ノバク・ジョコビッチはシンシナティで早期敗退を喫したものの、決して侮れない。
「ウィンブルドンでの痛恨の敗戦から、よくリセットして大きな大会で勝った。あれが勢いを取り戻した」とロディック。初戦突破から目が離せない。2026年USオープン本戦は8月30日(日)に開幕。シェルトンのビッグサーブが、ニューヨークの夜を熱く染めるか。
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