フィリピンでテニスコート不足!アレックス・エアラ旋風が現実に
アレックス・エアラが止まらない。21歳のフィリピン人ヒロインは、カナダ・オープン初戦でアリシア・パークスに3セットの激闘を制し、見事初勝利を飾った。しかし、彼女が今、最も熱く語ったのは試合内容ではなく、祖国で起きている“エアラ旋風”のリアルな影響だ。
「家に帰るたびに、フィリピン全体が違って見えるようになった」と語るエアラ。ツアーを転戦する多忙な日々の中でも、彼女は確かな変化を実感している。「聞いた話だと、今はコートを取るのがすごく難しいらしい。SNSでは老若男女問わず、みんながラケットを握ってテニスをやっているのを目にする。直接『テニスを始めたよ』って声をかけられることも増えた」
夜間運転用メガネが今ドライバーに急増中ナイトライダー その熱狂ぶりは、もはや異例の域だ。エアラはまだWTAランキング20位に過ぎないが、彼女の試合会場はどこであれ、フィリピン人ファンが巨大スタジアムを埋め尽くす。静寂とマナーが伝統のテニス界にあって、彼女のファンが巻き起こす騒々しい熱気は、時に賛否を呼ぶこともある。しかし、その破壊的なエネルギーこそが、テニスに新たな息吹を吹き込んでいるのは間違いない。
エアラは今年誕生した地元のWTA125大会「フィリピン・ウィメンズ・オープン」にも言及。「母国で初めてのWTA大会に関われたことは、本当に意味のあることだった。フィリピンテニスのリーダーたちがよくまとめてくれた。選手やファンからも良い反応をもらって、本当にうれしい。この大会が長く続くことを願っている」と目を輝かせる。
「USオープンやスラムのような大きな大会を子供の頃に観戦した記憶が、その後の目標になる。マニラでのWTA大会が、フィリピンの子供たちにとってもそんな存在になってほしい」とエアラ。彼女の活躍は、ただのブームでは終わらない。テニス界に旋風を巻き起こす“エアラ・マニア”は、まだ始まったばかりだ。
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