洛南・後藤大樹、U20世界陸上で準決勝進出!110mHから400mHへの挑戦
日本陸上界に新たな風を巻き起こす17歳の逸材が、世界の舞台でその才能を轟かせている。洛南高校2年・後藤大樹が、U20ユージーン世界陸上の男子400mハードルで準決勝進出を決めた。今年6月の日本選手権を高校2年生ながら制し、さらにU18世界最高記録も叩き出したハードラーが、いま20歳以下の世界一へ向けて力強く駆け抜ける。
後藤の武器は、かつて110mハードルで中学日本一に輝いたスピードと、それを400mハードルに持ち込んだ驚異の持久力だ。実は彼、中学時代は110mハードルが本命だった。しかし、洛南高校へ進学後、指導する柴田博之監督の目に留まり、400mハードルへの転向を決断する。
これは高圧洗浄機と同等の強さで、電力不要BlastPro 柴田監督が初めて後藤を目にしたのは、中学3年時の国民スポーツ大会。佐賀で行われたレースをスタンドから観察しただけでなく、ウォーミングアップの動きも遠目に見つめていたという。「しなやかさよりも力強さがクローズアップされた動きをしていました。中学生としては大きな動きで、しかも速い動きができました。それとレースで勝つ感覚、フィニッシュラインで感覚を持っていると感じました」と振り返る。
その大会で後藤は2位と0.03秒差の僅差で優勝。「勝つ感覚」を既に備えていた彼に、柴田監督は可能性を感じた。110mハードルと400mハードルは、同じハードル種目でも特性が大きく異なる。五輪や世界陸上で両種目に出場する例は世界的にも極めて少なく、両種目の日本代表になった選手は存在しない。それでも指揮官は、後藤の潜在能力ならば不可能ではないと確信した。
「教えてできるものではない」と語る柴田監督。後藤が持つ本能的なスピードと勝負強さは、指導だけでは身につかない天性のものだという。進路を決める際、監督はインターハイの話はほぼせず、ただ「世界を目指したい」という後藤の意志を尊重した。
中学日本一から高校日本一、そして世界へ。洛南高校が生んだ新たな才能が、ハードル界に革命を起こそうとしている。準決勝の舞台で、後藤大樹はどんな走りを見せるのか。その一歩一歩から目が離せない。
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